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大工の手間をかける意味 既製品にはない価値
1今週の感想
今週も日曜日の朝が来ました。おはようございます。
今週はたくさんの仕事の用事があり自分の人生で一番あっという間に過ぎた一週間だったように思います
年を重ねるほど時の流れの速さは加速して感じられるといいますが
このままだとあっという間に一生が終わってしまう感じがしたらいやだなと思い
ゆっくり時を感じられることって贅沢だななんて思います
2大工の手間をかけるこだわりの話
右肩上がりの家は間もなく外壁工事に移ります

ここから青樹の家では国産の杉板を張ってまいります

こちらの杉板を材木屋さんから仕入れ
まずは作業場で上の写真のように立てかけ乾燥させます
家一棟分の板の枚数は相当な量になりますので
半日ずっとこうして立てかけることになります
またこの段階で
この板はきれいだから、南に使おう
この板は北かな
と板の仕分けもしています
工場生産されたサイディングを使えば軽自動車に収まる道具を現場に持っていくだけで仕事は完結すのかもしれないですが
こんな手間のかかる杉板を外壁に使うのには理由があります
①意匠性
なんといっても杉板外壁は格好いいです
日本古来からある町並みには杉板の外壁が見受けられます
何十年、何百年経っても町並みの美しさを保つ格好良さが杉板外壁にはあります

↑こちらは青樹工務店の事務所兼ショールーム 杉板外壁 押縁張
実際に見ていただければ工場生産されたサイディングと醸し出す雰囲気の違いがおわかりいただけると思います
②耐久性 メンテナンスの容易さ ゴミにならない
杉板外壁は軒がきちんと出ている昔ながらの屋根の形で雨がかかりすぎないようにすることで
無塗装でも20年以上もつことが実証されています
塗装をすればさらに持ちますし万が一のときなにかをぶつけて折れたり傷つくことがあっても部分的に貼りなおすことが出来る特性もあります
※以前台風の影響で完成間近の新築工事現場で外壁の上部に飛来物で傷がついてしまった時、足場をかけなおして、その列の上から下まで張り替えざるを得ず、100万円以上の費用が掛かったことがありました。(こちらは工事保険で対応)
また30年後もし子世帯が家を引き継ぐとなった時に外壁を張り替えるとなったときにもその施工のしやすさと産廃価格で数十万以上の差が窯業系サイデイング等とはでます
③経年変化を楽しめる
簡潔に言うと 財布を買うときの 人口の皮と天然の皮の違いです
買ったときはきれいだけどそこからどんどん劣化していくのではなく
買ったときは無垢でかわいくて時間が経つにつれ色に深みが出てどんどん渋くなっていく
建てた時より10年 30年 50年経つにつれそれだけの年月が経たないと出せない姿を見せてくれる
何百年以上続いてきた日本の風景を作ってきたその歴史を自分で新たに繋いでいく
そんな魅力が杉板外壁にはあります
③結論 時間の経過を楽しめる家ってすごいいいなと思うんです
冒頭軽くお話ししましたが、私はいま34歳、絶賛妻と一緒に2人の子育てをしながら暮らしを成り立たせていくために仕事に没頭しながら毎日があっという間に過ぎて行ってしまう日々なのですが
時折落ち着けるときに
その時間の経過を味わい深く楽しめる家で自分と家族と一緒に過ごしていく時間を感じることが出来たら
そんな幸せなことはないよなと
自分が建てる家づくりの信念が改めて間違っていないなと実感した今週でした